シミ対策

シミ取りレーザー治療の料金・相性の悪いシミ・リスクを徹底解説

レーザー治療 イメージ画像

シミには、美白化粧品での美白ケアが欠かせません。

しかし中には、もっと早く、効率的にシミを消したいという方もいらっしゃると思います。

そんな方が真っ先に思い浮かべるのがレーザー治療ではないでしょうか?

しかし、レーザー治療には、

・シミが悪化再発することはないのか
・術後のダウンタイムが気になる
痛みが想像できない
費用が高そう

などといった不安がつきものですよね。

そこで今回は、レーザー治療の種類別の特徴や料金、レーザー治療をするにあたっての大事なポイント、レーザー治療のリスクなどについて、しっかり解説していきたいと思います。

レーザー治療で消せるシミは?

レーザー治療でシミ取り

シミを短期間で効率的に消すためには、レーザー治療が有効です。

と言っても、シミの種類によっては、効果が期待できないものもあるため、注意が必要です。

消したいシミは、レーザー治療が有効なシミなのかどうか見極めることが大切です。

レーザー治療と相性の良いシミ

  • 老人性色素斑
  • …もっとも多いとされているシミで、おもに紫外線が原因で肌に現れ、加齢とともに目立ち始めます。特にレーザー治療が有効です。

  • そばかす(雀卵斑)
  • …遺伝性によるもので、小さいシミが広範囲にできるのが特徴です。

  • 脂漏性角化症
  • …平坦なシミが年月をおいてイボのように盛り上がってくるタイプで、老人性イボとも呼ばれます。

  • 太田母斑
  • …おもに目の周りを中心に現れるアザのことです。

  • 遅発性両側性太田母斑
  • …アザの一種である太田母斑が大人になってから発生するもので、特に顔の両面にできます。

  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • …シミのようにも見えるアザの一種です。遅発生両側性太田母斑と同一のものとする見解もあります。

  • 光線性花弁状色素斑
  • …急激な日焼けが原因のシミで、肩や背中、胸などにできます。

  • 摩擦黒皮症
  • …ナイロンタオルなどの摩擦や、下着の締め付けなどによって皮膚が黒ずんでくるシミです。

レーザー治療に向かないシミ

  • 炎症性色素沈着
  • …ニキビ跡や傷跡がシミとなって残ってしまったタイプのシミです。

  • 肝斑(かんぱん)
  • …頬骨あたりに左右対称にもやっとできるシミです。

レーザー治療の種類と特徴

シミ取りレーザーの種類

シミ取りレーザーと言っても、その種類はいくつもあります。

ここでは、代表的な7つのタイプをご紹介します。

Qスイッチルビーレーザー

メラニン色素への吸収率がとても高く、ピンポイントでの治療に有効です。

シミだけではなく、アザの治療にも適しています。

適応老人性色素斑、そばかす、脂漏性角化症、太田母斑、遅発性両側太田母斑、ADMなど
痛み軽く輪ゴムではじかれる程度の痛み
ダウンタイムかさぶた10日程度
料金数ミリで2千円~/広範囲いになると数万円(1回)
症例写真
Qスイッチルビーレーザー症例写真
こんな方におすすめ!
  • 平らなシミがある
  • 老人性色素斑を除去したい
  • アザが気になる

Qスイッチヤグレーザー

Qスイッチルビーレーザーよりも性能が良いとされているのが、Qスイッチヤグレーザーです。

2種類の波長があり、色素選択の幅が広く、皮膚の深いところまで治療ができるため、刺青除去には欠かせない、別名タトゥーレーザーともいわれています。

適応老人性色素斑、そばかす、脂漏性角化症、太田母斑、遅発性両側太田母斑、ADMなど
痛み軽く輪ゴムではじかれる程度の痛み
ダウンタイムかさぶた10日程度
料金数ミリで4千円~/広範囲いになると数万円(1回)
症例写真
Qスイッチヤグレーザー症例写真
こんな方におすすめ!
  • シミやアザを確実にとりたい
  • シミと肝斑が混在している
  • 毛穴の開きが気になる

レーザートーニング

レーザーでは治療が困難とされてきた肝班にも有効とされているのがレーザートーニングです。

やさしいパワーでレーザーを均一に照射して治療していきます。

回数を重ねることによって効果がアップし、開いた毛穴なども改善されます

Qスイッチヤグレーザーの一種であるため、「Qスイッチヤグレーザー=レーザートーニング」としているところもあります。

適応老人性色素斑、そばかす、脂漏性角化症、太田母斑、遅発性両側太田母斑、ADM、くすみ、毛穴、シワなど
痛み軽く輪ゴムではじかれる程度の痛み
ダウンタイム治療直後からメイク可能。肌が活性化して所々小さなかさぶたやニキビ、内出血が一時的に出来ることがある。
料金頬のみ 数千円~4万円/顔全体 数千円~6万円(1回)※クリニックによって価格差あり
症例写真
レーザートーニング症例写真
こんな方におすすめ!
  • もやっとしたシミ(肝斑)が気になる
  • ホルモンバランスの変化でシミが濃くなった
  • 加齢による肌の老化を感じる

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルとは、IPL(インテンス・パルス・ライト)という光を肌に照射しておこなう光治療です。

スポット的にシミを治療するレーザーに対して、光を顔全体に照射します。

そのため、そばかすのような広範囲にできるシミに向いています。

適応そばかす、炎症性色素沈着、くすみ、肌のハリ、毛穴など
痛みレーザーに比べるとほとんどない
ダウンタイムほとんどない。稀に赤みやかゆみが生じることがある。
料金顔全体で1万円~(1回)
こんな方におすすめ!
  • そばかすを改善したい
  • 肌のくすみが気になる

フォトRF(オーロラ)

フォトフェイシャルに、RF(高周波エネルギー)を組み合わせた相乗効果によって、低い出力でも効果を得られるようになり、安全かつ効率的に肌の奥深くまで浸透させることができます。

そのため、フォトフェイシャルよりも高い効果が期待できます。

適応そばかす、炎症性色素沈着、くすみ、肌のハリ、毛穴など
痛みレーザーに比べるとほとんどない
ダウンタイムほとんどない。稀に赤みやかゆみが生じることがある。
料金顔全体で1万円~数万円(1回)※クリニックによって価格差あり
症例写真
フォトRF症例写真
こんな方におすすめ!
  • そばかすを改善したい
  • 肌のくすみや毛穴が気になる

フォトシルクプラス

フォトフェイシャルよりもシミの元であるメラニン粒子の分解機能に優れている光治療です。

従来の機器では反応しにくかった色の薄いシミにもしっかり反応し、これからシミになるシミ予備軍も破壊するため、シミ予防の効果も期待できます。

炎症性のニキビやニキビ跡の治療にも使用されています

適応そばかす、炎症性色素沈着、くすみ、ニキビ・ニキビ跡、肌のハリ、毛穴など
痛み軽く輪ゴムではじかれる程度の軽い痛み
ダウンタイム治療直後からメイク可能。かゆみが生じることがある。
料金顔全体で1万円~6万円(1回)※クリニックによって価格差あり
症例写真
フォトシルクプラス症例写真
こんな方におすすめ!
  • そばかすや薄いシミを改善したい
  • ニキビ・ニキビ跡が気になる
  • 肌のキメが乱れている

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは、ほくろやイボを効果的に除去するため、盛り上がりのあるシミに有効です。

メスで切除した場合よりも傷痕が残りにくく、治りも早いのが特徴で、ニキビ治療にも使用されています。

適応脂漏性角化症、ニキビ・ニキビ跡など
痛み麻酔をおこなうため、ほとんどない
ダウンタイムかさぶた10日程度
料金数ミリで4千円~(1回)
症例写真
炭酸ガスレーザー症例写真

こんな方におすすめ!
  • イボのように盛り上がったシミを除去したい
  • ニキビを改善したい

レーザー治療の流れを解説

レーザー治療の流れ

続いて、レーザー治療のおおまかな流れを見ていきましょう。

レーザーやシミの種類によって若干異なる部分もありますが、トータル的な流れは以下のようになります。

1.カウンセリング

まずは、カウンセリングで除去したいシミの症状を診断してもらいます。

この時に、気になることは何でも相談しましょう。

ドクターを前にすると、緊張して頭が真っ白になる人も多いと思います。

事前に手帳などに聞きたい事をメモして行くと良いと思います。

2.麻酔剤を添付

ここからがレーザー治療の本番です。

治療当日、まずはレーザー照射前に麻酔をかけてもらいます。
※レーザーの機器によっては、麻酔を用いないものもあります。

3.レーザーを照射

除去したいシミの部分にレーザーを照射していきます。

施術にかかる時間は5~30分と、照射数や範囲によって大きく異なります。

4.レーザー照射直後

レーザー直後は、照射した部位が白くなったり、日焼けのように赤みを帯びたりして、これがカサブタ化していきます。

塗り薬やテープでケア

治療内容や症状に応じて、軟膏やテープなどで処置します。

照射後すぐにメイクが可能な治療法もあります。

レーザー治療後の経過とケア法

レーザー治療のシミのケア

治療後の肌の状態や、ケアの方法は以下の通りです。

カサブタになる

5~10日間くらい、照射した部分が赤黒いかさぶたのようになります。

そこを擦らないように、洗顔などをおこないます。

軟膏や保護用のテープを処方された場合は、洗顔後に塗り薬を塗ったり、テープを貼ります。

メイクも通常は可能で、上からメイクで隠すこともできるため、治療後~翌日には外出することができるでしょう。
※強い照射をおこなった場合は、腫れたり出血することがあります。

新しい皮膚ができる

5~20日後、カサブタが剥がれると、ピンク色~肌色の患部が露出し、日が経つにつれて、周辺の肌の色と馴染んできます。

術後の色素沈着は50%の人に起こる!?

レーザー治療の色素沈着

レーザーを照射した部分がカサブタとなり、そのカサブタが剥がれると、新しい肌が再生されますが、その後また同じ場所にシミのようなもの(色素沈着)が現れることがあります。

実はこの色素沈着は、約50%の人に起こると言われています

一過性のものであるため、多くの人の場合、数ヶ月~半年で自然に消滅するとされています。

レーザー治療でシミが再発しないために

レーザー治療をおこなう際は、術後のケアが何よりも重要だといわれています。

それによって、シミが再発したり悪化したりすることも考えられるからです。

ここでは、レーザー治療後のケアとして、重要なポイントを解説します。

徹底したUVケア

UVケア

レーザーを照射した後は、肌がダメージを受けている状態でバリア機能が低下しています。

また、シミを除去した後に新しくできたばかりの肌もバリア機能が低いため、紫外線の影響を受けやすくなっています。

治療後、数週間~3ヶ月程度は紫外線対策を念入りにおこなう必要があります

どれを使用すれば良いか分からない場合は、クリニックに相談するのも良いでしょう。

保護テープでモイストケア

モイストケア

傷は乾燥させた方が早く治るといわれてきましたが、実は湿潤状態の方が早く、きれいに治ることがわかっています

湿潤療法(モイストケア)とは、体が本来もっている「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法のことをいいます。

軟膏を塗り、テープで保護することによって、治癒に最適な湿潤環境の維持に役立ちます。

保護テープは剥がさないようにし、剥がれてしまった場合は、新しいものに貼り替えましょう。
※塗り薬やテープを使用しない場合もあります。

カサブタを無理にはがさない

カサブタ 色素沈着

カサブタが早めに剥がれてしまった場合にレーザー後の色素沈着が起きることが多いようです。

傷口のカサブタを無理に剥がしてしまい、かえって傷痕が残ってしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

気になるからといって、カサブタを無理に剥がすことが厳禁です。

スキンケアで乾燥対策

スキンケア

レーザーは一種の火傷のような症状をともなうため、肌が乾燥しやすくなります

乾燥した肌は、シミができやすく、治りにくくなります。

塗り薬やテープの必要がなくなった後は、保湿をこれまで以上にしっかりおこなうようにしましょう。

よりレーザー治療の効果をだすために

その他の治療法と併用することによって、レーザー治療の効果がよりアップします。

また、術後の色素沈着を早く改善する効果も期待できます。

塗り薬との併用

美白クリーム

術後の色素沈着を予防するためにも、ハイドロキノンなどの美白の塗り薬を処方するクリニックもあります。

ハイドロキノン

肌の漂白剤」ともいわれるほど美白効果が高い成分。

メラニンの生成を抑制し、できてしまったシミを薄くする働きがあります。

トレチノイン

化粧品に配合されるビタミンAの50~100倍ともいわれており、ターンオーバーの促進や真皮のコラーゲン生成の作用があります。

シミの他、シワ・ニキビなどの治療薬にも使われています。

ルミキシル

刺激が強いハイドロキノンに対して、敏感肌の人も使用できる低刺激の成分。

ハイドロキノンより、約17倍高い有効性があるため、低い濃度でも効果を得ることができるそうです。

内服薬との併用

シミの飲み薬

シミを改善しながらシミの発生を予防するため、レーザーとの併用で効果がアップします。

ビタミンC

もっともよく使われ、シミだけでなく、エイジングケアやニキビに対しても処方されています。

トラネキサム酸

肝班に有効なため、肝班のレーザー治療に併用すると、より高い効果が期待できます。

ビタミンE

ビタミンCの効果を高めたり、抗酸化作用などがあることから、美容皮膚科でよく使われます。

ハイチオール

L-システインというアミノ酸のことで、美白効果があるといわれています。

ピーリングとの併用

ピーリングイメージ05

ピーリングは、火傷や色素沈着にもっとも効果があるといわれています。

そのため、術後の色素沈着を早く改善したい人にもおすすめです。

また、肌表面の古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進するため、シミ・くすみの改善、肌の若返り効果が期待できます。

レーザー治療のリスクを知ろう

レーザー治療のリスク

治療を受ける前に、レーザー治療で起こり得るリスクについても、きちんと把握しておきましょう。

色が濃くなる(色素増強)

一過性に色が濃くなる場合があります。

特に、深いシミやアザに対してレーザー治療をした時に、起こりやすいようです。

3ヶ月ほど経過した後、薄くなっていくことが多いため、そうなることを予測したうえで治療をする場合もあります。

シミが再発する(炎症性色素沈着)

レーザーは軽い火傷なので、その火傷痕がシミになることがあります。

これは、炎症性色素沈着というシミの一種ですが、多くの場合、数ヶ月で消えていくことがほとんどです。

ピーリングや美白ケアなどで早く改善することも可能です。

かゆみが生じる

新しい皮膚が再生、成熟する際にかゆみが生じます。

掻いてしまうと傷跡として残りやすくなってしまうため、掻いたりせずに冷やすなどして対処しましょう。

痕が残る(瘢痕)

傷痕や火傷痕のように、痕が残ったものを瘢痕(はんこん)といいます。

顔のレーザー治療の場合は、ほとんどありませんが、ボディに強い照射をした場合などに、皮膚の質感が変わるなどの跡が残る場合があります

化膿する

まれなケースですが、治療後にバイ菌が入って可能してしまう場合があります。

普通に洗浄して薬を塗っていれば、通常は起こりませんが、リスクの一つとして知っておきましょう。

自分に合ったクリニックの選び方

レーザー治療のクリニック選び

レーザー治療を受けたいと思っても、どこのクリニックが良いのか迷ってしまいますよね。

そんな時は、以下の点に注意して、自身に合ったクリニック選びをおこなってみてください。

  • 無理なく通院を続けられる価格設定
  • 問い合わせやカウンセリングの対応が良心的
  • アフターケアが充実している
  • 口コミ・評判が良い
  • レーザーの種類が揃っている
  • レーザー治療の実績と症例が豊富

レーザー治療はこんな人におすすめ

シミのレーザー治療のおすすめ

いかがでしたでしょうか?

「レーザー治療」といっても、いろんな種類のものがあり、それぞれにメリットデメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。

これらのことから、レーザー治療は、

こんなに人におすすめ!
  • シミを効率的に早く消したい

  • 徹底したアフターケアができる

  • クリニックへの通院が可能

  • クリニックの先生にしっかり相談できる

こういった方に向いている治療法だと言えそうです。

クリニックの先生に悩みや不安をしっかり相談できるかどうかは、クリニックとの相性が重要になってくるので、まずはいろんなクリニックの無料相談へ足を運んでみるのが良いと思います。

レーザー治療は、決してシミ取りの魔法のようなものではなく、リスクもデメリットもありますが、それらを理解したうえでしっかりとアフターケアがおこなえる方には、おすすめの治療法だと言えそうです。